デイサービスへ転職をする人必見!!デイサービスの種類と仕事内容について
最近は街の中で、よくデイサービスの車を見かけることがありませんか? 一言でデイサービスと言っても、その施設ごとに色々な種類や特色があります。 漠然と自分はデイサービスに転職をしたいと思っていたとしても、実際のところ、デイの種類や特色ごとに仕事内容も大きく違います。 今回は、デイサービスの種類やその仕事内容を少しお伝えしたいと思います。
従来型デイサービス
昔からある、一般的な種類のデイサービスです。 利用時間は、だいたい7時間程度(7時間以上9時間未満)となっています。 定員数も様々で、多いところでは100人定員というところもあります。 利用の目的としては、昔は、家族のレスパイトが大きなウエイトを占めていました。
しかし、最近では、色々特徴のあるデイサービスが増え、利用者の選ぶ選択肢も増えてき
ました。 そのため、各デイサービスによってそこで働く仕事内容も、施設ごとに大きな違いがあります。まずは、各デイサービスの特色や強みをしっかりと確認することが必要です。
業務の内容
送迎(場合によっては運転)、趣味活動の提供、入浴介助、全体体操、レクリエーション、排泄介助、食事介助など
向いてる人
- 人前で話をすることが苦手でない人
- 趣味活動やレクレーションの提供が得意な人
- 人を楽しませることができる人
- 企画が得意な人
リハビリ特化型
基本的には午前と午後の2部制(3時間以上5時間未満×2回)で各定員が10人の所が多いです。 その名の通り、リハビリを中心に行っており、食事や入浴はありません。 リハビリの種類もいろいろとあり、機械を使ったマシントレーニングやヨガ体操などなど種類が豊富です。
業務の内容
送迎(運転もする所が多い)、リハビリの助手、体操など
向いている人
- 運動が好きな人
- 体力がある人
- 少人数で働きたい人
- 車の運転ができる人
お泊りデイ
お泊りデイサービスとは、日中に介護保険の通所介護(デイサービス)を高齢者が利用し、夜間そのままそこに泊まるサービスのことです。 日中のデイサービスは、介護保険で提供されるサービスなので、職員の基準や設備等の基準がしっかり定められています。
しかし、泊りデイの部分については、介護保険外のサービスのため、利用料や宿泊室の広さ、防火対策が個々の事業所によってまちまちな現状です。(一部の地域では独自の基準あり)
業務の内容
送迎(運転もする所が多い)、入浴介助、全体体操、レクリエーション、排泄介助、食事介助
向いている人
- 利用者さんと生活空間で過ごしたい方
- 体力がある人・夜勤を苦にしない人
- 認知症の対応が好きな人
- 少人数で働きたい人
- 忍耐力がある人
認知デイ(認知症対応型通所介護)
認知症対応型のデイサービスは「認知デイと呼ぶ人もいればデイサービスと呼ぶ人もいます。 利用する対象者が認知症の方というだけで、デイサービスなのです。 認知デイも、一般的なデイサービスと同じような流れがあります。
業務の内容
送迎、入浴介助、全体体操、レクリエーション、排泄介助、食事介助 、認知症の専門的なケア
向いている人
- 認知症に関する知識や理解のある人
- 認知症の対応が得意な人
- 忍耐力のある人
- 趣味活動やレクリエーションの提供が得意な人
まとめ
最近は、これがデイサービス?と思うくらい、色々な特徴のあるデイサービスが増えてきました。 デイサービスなら、夜勤もないし、楽しそうだと思って安易に転職を考えると、後で後悔することもあります。
例えば、車の運転が苦手なのに送迎が必須業務だったり、人前で話すのが苦手なのにレクレーション中心の業務を担わせられたり・・・ 転職してから、こんなはずじゃなかったということにならないようにすることが大切です。
そのためにまずは、自分が働きたいと思う施設にはどんな特色があり、またどんな高齢者が利用しているかを知ること。 またそれとともに、職場の雰囲気や仕事内容等もしっかりと確認した上で、転職先を選ぶことをお勧めします。