まじかいご。

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【介護職員の体験談】それってプロとしてどうなの?

介護の現場で、働く人達の多くの方は多くの知識を学び、熱意をもってプロとして利用者さんに接していると思います。ただ中には、そうではなく、プロとしてどうなの?って思ってしまう方も多くいます。

今回は、私や私の周りの方達が、これはプロとしてどうなの?というように思ってしまった体験を書いていきたいと思います。

利用者さんをあだ名で呼ぶ職員

施設などで働いていると、感じることがあると思いますが、利用者さんのことをあだ名 や〇〇ちゃんなどと、親しみをもって話しかける職員がいませんか。私が働いていた、デイサービスにも認知症の方を〇〇ちゃんと呼んでいる職員がいました。その職員に聞くと、ただ親しみを込めて呼んでいるつもりとのこと。親しき中にも礼儀はあるはずです。これは利用者の方に失礼になるのではないかと感じ、職場内で話し合いをすることになりました。

その結果、職場内できちんと呼び方のルールを決め、統一していくことになったのです。もちろん、認知症の方の中には、あだ名等で呼んだ方が本人の反応が良かったりなどの理由がある場合には、家族に説明し、同意の上、通所介護計画書に呼びなと理由を記載することになりました。

新入職員いじめ

新入職員いじめは、介護業界によくあるみたいですね。新しく入ってきた職員に対して、仕事内容をしっかり説明しなかったり、わさわざ大変なケースを当てたり、挙句の果てには、無視をするなんて話も多々あります。

新入職員が育たなければ、どんどん自分たちの負担が増えるだけなのに、何故そんな非建設的な行動をとるのか、私にはどうしても理解できません。それが原因で、熱意のある職員がやめてしまったり、精神を病んでしまう場面を何度もみているので、本当にやめてもらいたいです。

指導できない上司

介護業界だけに限らないと思いますが、指導ができない上司が多い気がします。

例えば、上記で伝えた新入職員いじめに関しても、いじめるベテランをしっかりと上司がマネジメントしていれば、未然に防げるとはずです。ただ、現場でのパワーバランスは圧倒的に、ベテランの方がヒエラルキーの上位にいることが多いです。

介護業界の秩序を保つためには、まずは管理職や指導職がしっかりビジョンをもち、部下を指導できる仕組みを作ることが大事です。

介護保険について全く理解をしていない

介護保険については個人もそうですが、施設の研修体制にも問題があります。介護保険制度を利用してお金をもらっているので、現場の職員ももっと制度を理解してもらいたいという方が結構います。

居宅サービス計画書の中の一連の流れとして、サービス利用していることを理解しないと、各サービスが独りよがりになってしまいます。

職員本位の考え方

ケースカンファレンスを行なっていても、利用者本位の考え方をせず、面倒くさいからやりたくない等と平気でいう職員もいるみたいです。なかなかこういう職員がいると他の職員の士気にも関わりますね。

まとめ

介護職の中には残念ながら、まだまだプロとしてどうなの?と思う職員が実際に多くいる現実です。こういった職員が、他の熱意のある職員のモチベーションを低下させている施設も結構あるみたいですね。こういった質の低い職員がいなくなることによって、介護職の地位が少しでもあがるように願っています。

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