介護職はほとんどサービス残業?!現役ケアマネとしての実体験!
私は、現在居宅介護支援事業所の管理職をしていますが、以前には、デイサービスや地域包括支援センターでも働いてきました。
今回は、サービス残業をテーマとします。私が働いてきた中で実際に経験したことや知人に聞いた情報について書いていきたいと思います。
ほとんどの職場がサービス残業!?
介護現場で働いたことのある人なら、誰しもが経験したことがあるサービス残業。いったい、どのくらいの職場でサービス残業が行われているのか、聞いてみました。
その結果、私が聞いた人たちは、1人を除くほぼ全員が、サービス残業の経験者でした。唯一、サービス残業がないと答えた1人は、医療系の施設に勤務していて、そこでは、1分単位で残業代がでるとのことでした。夢のような話で、本当に羨ましいですね。
まだましなサービス残業
なんだかおかしなタイトルですが、結構多かったのが、残業の事前申請制度をとっている所です。もちろん、全ての残業において事前申請が認められる訳ではないこと。また、申請をすること自体が面倒という理由で結果として、サービス残業をしている人も多いようです。
確かに会社としては、ダラダラと仕事をしている人に残業代をつけたくないのはよくわかります。しかし、こういった制度にすると結局一生懸命仕事をしている人も、逆に申請がしづらいために、サービス残業にするケースがあります。
みなし残業
この制度、最近よく耳にします。みなし残業とは、その名前の通りあらかじめ何時間以上残業するとみなし、みなし残業代として給与を規定するやり方です。
これは、あくまでも私の所感なので参考程度に考えてもらいたいのですが、みなし残業制度を規定している会社は、正直あまりいい噂を聞きません。知り合いでも、この制度を規定している会社で働いている人が何人もいますが、そのほとんどがブラック企業と言っています。
代休制度
私が現在働いている会社では、残業代か時間休か選ぶことができます。もちろん、全部がでるわけではありませんが、残業時間の3分の1程度は確保できるので、わりと良いという印象です。
全く残業代がでない
聞いた人の中には全く残業代がでないと嘆いている人も数人いました。聞いた話によると、ある知人の職場では、日常的に、サービス残業が多いため、タイムカードを定時になったら一度きるよう指示を受けているとのこと。
こういった場合は、明らかにコンプライアンス違反になるので、どれだけ残業したか、しっかりと証拠を残し必要な機関に相談をした方が良いと思います。
まとめ
今回はサービス残業をテーマに、色々な方に話を聞いてみました。それを聞く限り、自分の現在働いている会社は比較的良いところだと感じました。残業代が全くつかないところもまだまだあるみたいでね。
就職・転職時に会社を選ぶ際は、このようなこともしっかり確認を行うことをおすすめします。