介護職の転職活動～介護求人の探し方～
介護業界は、常に人手不足の状態が続いています。そのため求人情報も、職種によって違いはあるとは思いますが、途切れることなく出ている状態です。だからと言って、皆さん勤められるのであれば、どこでも良いという訳ではないと思います。
人気がある事業所等には、応募者の数もそれなりに集中する傾向にあります。すでに転職活動中の方、またこれから転職を考えようとしている方が、少しでも自分の希望する職場に就職できるよう、今回は介護職の面接対策をお伝えします。
自分の希望や条件にあう求人をどれだけ探せるか
あなたが「転職しよう！」と思った時、まず何から始めるでしょうか？ 退職した後、雇用保険加入の期間によっては、ハローワークで失業保険を受給しながら、時間をかけて転職先を探すことができます。そういう人は、ハローワークを経由し、上手に転職先を探す方が良いでしょう。
しかし、すぐに退職ができ、そのまま求職活動に専念できる人ばかりではありません。転職を考えていても、なかなか今の仕事が辞められず、仕事の合間に求人を探す人も多いと思います。仕事をしながら探すのは本当に大変なことです。最近では介護求人専門に紹介する会社が増えていて、それぞれに介護職・ヘルパー・ケアマネなど、多数の求人情報を紹介しています。
また、単に求人を紹介してくれるだけでなく、面接についての具体的なアドバイスをもらえたり、様々なサポートをしてもらえるところもあります。なかなか探す時間がない、また自分の希望にあった職場がわからないと悩んでいる方には介護系転職サイトの利用がおすすめです。
求人情報を見る時に、確認しておきたいこと
色々な情報誌や新聞広告などをよく見ていると、気づくことがありませんか？「この会社確か前回も見たなあ。」など、ずっと同じ求人広告を出している会社があります。 こんな会社は要注意です。
長期に渡り、求人が出ているということは、
- 採用してもなかなか続かずに、辞めてしまう人が多い。(定着しない)
- 現職員が次々に辞めていくため、採用しても採用しても、まだ人が足りていない。
などということも考えられるからです。
求人票や求人内容の見方
介護職の一般的な求人内容には下記の項目が記載されています。基本的なことや注意すべき点は、しっかり確認しておきましょう。事業所名、職種、雇用形態、仕事内容、応募資格、勤務地、勤務日数、勤務時間、キャリアアップ、休日休暇、給与、賞与、手当、社会保険、交通費、福利厚生など。
☆確認事項
- 職種や雇用形態、仕事内容等から業務内容をイメージし、自分に合っているかどうかを確認
- 必要な資格や経験を確認（取得予定者や無資格者でも可の場合もあり）
☆注意事項
- 勤務時間が具体的に書かれていない場合は、勤務形態等の確認
- 「夜勤勤務あり」の記載のみで回数が記載されていない場合も確認
- 教育制度や内容等の確認
まとめ
現在の仕事を辞め、転職をする理由は、人それぞれにあると思います。その中で、転職しようと決断したからには、少しでも自分にあった職場を見つけたいと思うのは誰でも同じです。そのためには、少しでも多くの求人情報を目にする機会を作り、その中から興味のある求人を見つけていくことが大切ではないでしょうか。
