まじかいご。

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介護職の転職活動~介護職の面接を受けるまでの準備~

前回は、転職をするにあたって介護の求人を探す方法や留意点をお伝えしました。今回は、実際に応募する所が決まってから、いざ面接を受けるまでにやっておくことをお伝えしたいと思います。自分が働きたい施設や事業所が決まったら、履歴書を書いて送るだけ・・・と思っていると、後でとんでもない失敗を招くこともあります。

面接を受ける施設について情報収集する

自分が受けようとしている施設について、あまり下調べもしないまま、履歴書を送り、そのまま面接を受けるなんてことはありませんか。もちろん求人を紹介する会社等を利用する人は、そのあたりの情報も丁寧に教えてくれるので、心配することはないと思います。

しかし、最近は非常に便利になり、応募したいと思っている事業所を誰でもホームページから検索ができたり、利用者さん向けに作成されたパンフレットなどの資料を手に入れることもできるようになりました。

まずは履歴書を送る前には、調べておきましょう。自分が応募する施設を知っておくことで、面接の時にも自分から、わからなかったことなど質問することもできるため、より有意義な面接になりますね。

履歴書の準備をする

履歴書は、ただ書いて送るのではなく、必ず自分が履歴書に書いた自己PRや志望動機の内容等、しっかりと覚えておくことが大切です。私自身もこれまで何度も応募者の面接を行なってきましたが、中には、自分で書いた履歴書の内容を全く忘れて、面接を受けている人がいて、困る場合がよくありました。

たとえば、志望動機や自己PR等について質問をしても、自分で何を書いたのか覚えていないため、全く筋違いの返事をしたり、何も答えられない人もいました。 あの時にちゃんと確認しておけば良かったと思っても、後の祭りですね。

面接時の服装や身だしなみ

介護の仕事の中では、スーツを着て働くことは、よほどの行事以外にはまずありません。そのためなのか、私服で面接を受けに来る人もいます。「面接時には、私服で来てもらって構いません。」と担当者から言われていない限りは、スーツで行くのが良いと思います。

スーツを持っていない場合にも、ラフな普段着ではなく、ブラウスやワイシャツなど、相手からきちんとした印象を持たれる服装にしましょう。

面接当日の流れを事前に確認する

当たり前のことですが、面接当日は時間厳守です。大きな介護施設内にある事業所では、面接場所までたどり着くのに時間がかかることもあるため、せめて5分~10分位前には、その場所についていた方が安心です。

以前に、私が面接をした時の話です。面接当日、面接の時間を大幅に過ぎてもある応募者が現れませんでした。他の応募者の面接時間との調整もあるため、こちらの方から連絡を入れることになりました。

電話に出たその応募者は「今向かっていますが、電車の乗り継ぎがうまくできず、まだ到着できない状況です」と悪びれることもなく答えたのです。やむを得ず遅れることもあるとは思いますが、やはり遅れることがわかった時点ですぐに連絡は必要です。結局その人は、不採用となりました。

たとえどんなに優秀な人材であっても、時間を守れないこと、また遅れるという連絡もできないこと自体、その人の印象を悪くすることもあります。

まとめ

介護職は、常に人材不足なので、応募すればよほどの事がない限り採用されると、簡単に考えている人も多いと聞きます。しかし面接する側に、「この人と一緒に仕事がしてみたい」「この人なら利用者さんを任せられる」と思ってもらえなければ、採用にはつながりません。面接を受けるにあたっては、まずは基本的なことをしっかり準備、確認するところから始めてほしいと思います。

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