まじかいご。

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介護職の転職活動 ~介護職の面接で聞かれるポイント~

面接の担当者は、応募者の欠点を見つけて落とそうとしている訳ではありません。みな多くの求人の中から、自分の事業所や施設を転職先に選んで面接を受けに来てくれている人だということは、十分理解しています。

少しでも、有意義な面接が行なわれるために、応募者自身も下準備をして面接に臨みたいものです。今回は、介護職の転職時、一般的に面接で聞かれる質問内容を具体的にお伝えできたらと思います。

面接でよく聞かれる質問

介護業界で多く聞かれる面接での質問は、下記のような内容になります。

●転職理由は?

前の職場を退職した理由、今回転職を決めた理由は、必ずと言っていいほど聞かれる質問です。あまり前の職場の悪口や人間関係が原因などとばかり挙げるのではなく、もう少し前向きな理由を伝えることが大切です。

●何故この事業所に応募したのか

これが履歴書の中に書いた志望動機になります。前回私が書いた面接の準備に関する記事の中で、「履歴書を書いたら、志望動機はしっかり覚えておくように」と伝えたのがこのことです。

majikaigo.hatenablog.jp

●なぜ今回、前回の職場と違う種類のサービスを希望しているのか?

たとえば、今まで施設系で働いていた人が、在宅系のサービスに応募した時にはよく聞かれる質問です。もちろんみな、理由があってその施設形態に応募していることと思います。そういう人は必ず聞かれる質問だと思って、あらかじめその理由を考えておけば、特に問題はありません。

●夜勤は大丈夫ですか?

デイサービスやデイケアや訪問介護の職員でない限り、介護施設などでは、夜勤が発生します。夜勤がある施設の場合、必ずと言っていいほど聞かれますので、しっかりと答えましょう。

●これまでの仕事の中で、人間関係で悩んだことはあるのか?

人間関係が原因で、退職や転職をする人も多い介護業界。人間関係や仕事の悩みの有無ついて、聞かれることも多いようです。

●将来のあなたの目標は?

介護福祉士の資格取得を目指している、いずれはケアマネージャーになりたいなど、みなそれぞれに目標があると思います。大きな目標がない人は、どんな小さな目標でも良いので、答えられるようにしておきましょう。

●転職希望時期は?

面接する側としては、介護職の場合、可能な限り早い入社を希望する事業所・施設がほとんどです。実際に転職するまでに3~4か月はかかるという希望を伝えたとしても、それまで待つのは現実的に厳しいところも多いのではないでしょうか。可能であれば、面接後1か月位と伝えられるよう、事前に調整ができたらよいですね。

面接の担当者は、面接の中で何をみているのか

この人は、この職場で
・職員や利用者と良い関係が築いていけそうか。
・一緒に働きたいと思えるか。
・長く働いてくれそうか。
などを、履歴書の内容だけでなく、面接時の態度や言葉遣いなどからも判断することが多いようです。

まとめ

面接を受けるのは、正直気が重いのではないでしょうか。しかし、少しでも面接で聞かれる内容等を知っておくことで、どう答えたらよいのかを、事前に考えておくことができます。もちろん事業所によっては、もう少し深い部分にまで入り込んで、質問するところもあります。新たな転職先で心機一転スタートするためにも、ここが踏ん張りどころですね。

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