まじかいご。

介護、福祉に関する仕事についてや最新ニュース、転職体験などを書いています。介護職の方のためになるようなブログを目指し、日々更新しています。

これから介護職を目指す若者(10代・20代)に伝えたいこと

私が実際に、高齢者や障がい者の介助をする仕事があることを知ったのは、小学生の頃に見た24時間テレビという番組でした。高齢者や障がい者が、日常生活を送る中で、介助する人の存在がいかに重要なことなのかを、その番組の中で目の当たりにしたのです。

今、介護職を目指している若者も、きっとそれぞれに、色々な思いがあって介護の道へ足を踏み入れようとしているのではないでしょうか。

今回は、そんな若者に向けて、私なりに伝えたいことを書いてみようと思います。

介護職のやりがい

実際に仕事に就くと、理想と現実の違いを実感し、悩んでみたり、時には自信を無くすこともたくさんあります。

しかし、利用者さんとの関わりの中で、得られる喜びもあります。何よりも、利用者さんの状態や生活が自分の援助により改善されていくことが、やりがいにつながっていくのではないでしょうか。

介護職というのは、やりがいのある仕事だと私は思っています。

majikaigo.hatenablog.jp

介護職の苦難

正直なところ、若い人が安心して、生活ができるような給与を得ることができない現状。結婚が決まっても、生活ができないからと離職してしまう人も多く、若い人がなかなか育たない…。本当に残念なことです。

しかし、企業によっては、基本給は低いけれど賞与で補ってくれる、残業代が支給されるところもあります。

介護職全体の給与体系を見直してほしいと思いますが、まずは自分が働き始める前に、勤務先の給与システムをしっかりと把握しておくべきです。

majikaigo.hatenablog.jp

就職をするなら昇給率の良い会社

いざ、介護職の求人を探し始めると、給与にしても福利厚生面でも、本当に様々な会社があります。若いうちから働くのであれば、少しでも昇給率の良い会社を選びましょう。

ハローワークの求人票や求人情報紙に記載されている内容も、わかりにく場合があります。担当者に細かく確認をすることも大切です。どうしても自分で確認するのが難しければ、介護職専門の紹介会社や求人サイトを利用するのも良いでしょう。

初めての就職でも紹介会社、求人サイトを利用することはできます。さらに、給与交渉や待遇交渉を代わりに行ってくれるので、良い条件で働き始めることができます。

介護職の求人を多く扱っていて、交渉力に優れている求人サイトは「マイナビ介護職」です。登録・求人紹介は無料なので、就職先を決めたい時は一度相談してみると良いかもしれませんね。

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専門家としての努力を惜しまない

今の日本の現状として、介護職に向けられている価値観。国の偉い人からは、恐らく誰でにも簡単にできる仕事だと思われているのではないでしょうか。また介護の仕事くらいならできると思い、転職してきた人も、こんな大変なはずではなかったと、退職していく人もたくさん見てきました。介護職の専門性をもう少し認めてもらうためには、まず自分たちが専門家であるという認識を持つこと。そして自分達自身で、その価値を上げていくための努力を惜しまないことが大切です。

自分のやりたい介護をするために独立を目指して

介護の現場の中では、どうしても自分の考えと、会社や上司の考えが違うこともよくあります。利用者さんにとって、「こうしたい、こうする方が良い。」と思っても、会社の意向が優先される場合も多いのです。自分がやりたい介護をするためには、同じ価値観を持つ会社に転職する方法もあります。もちろん、自分で独立することを最終目標にするのも良いでしょう。

まとめ

よく高齢者の気持ちは、高齢者にならなければわからないと言う人がいます。 でも、高齢になってもわからない人にはわからないのです。介護で迷うことがあったら、まずは自分だったら、どうしてほしいと思ういだろうか。自分の親だったら、どういうケアをしてもらいたいかを考えてみれば、きっと何か答えが見つかるはずです。