まじかいご。

介護、福祉に関する仕事についてや最新ニュース、転職体験などを書いています。介護職の方のためになるようなブログを目指し、日々更新しています。

介護士の平均年収は都道府県・地域によって差があるの?

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介護の仕事は、地域によりかなり差があるという話をよく聞きますが、実際のところどうなのでしょうか。高齢化が進む中、日本中どこにでも介護の仕事はあります。今まで首都圏で介護職として働いていた人が、それぞれの事情により他の地域へと移住し、そこで転職をする人の話も多く聞きます。

介護職は全国どこでも働き場所はあるの?」の記事では、都会から地方へ引っ越して就職した方、地方から都会へ転職をした方の体験談の記事になっています。参考までに読んでみていただけたらと思います。

この記事では、都道府県ごとにどのくらい年収に違いがあるのかを確認してまとめてみました。

介護士の平均年収には地域格差がある現状

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平均年収は都道府県によって大きく異なり、首都圏では比較的年収が高く、地方では比較的年収が低いという結果となっています。これは、介護職だけに限らず、どの職業でも言えることです。首都圏の物価や家賃の高さ等を考えれば、その分給料に差があることは、不思議ではないという考える人も多くいます。

もし皆さんが、年収アップを一番に考えるのであれば、より平均年収の高い地域への転居、転職の検討が必要かもしれません。逆にUターン、Iターンなどで、首都圏から地方へ移住希望の人にとっては、年収のダウンは避けられないということを覚悟しておく必要があります。

ただ、介護士だから地域格差があるのではなく、他の職業でも地域格差はあると言えます。

都道府県別賃金~上位~

  都道府県 千円
東京都 377.5
神奈川県 329.8
大阪府 326.1
愛知県 318.3
京都府 311.6
千葉県 309.4
北海道 304.3
奈良県 300.7
三重県 300.0
10 茨城県 299.8

参照元:厚生労働省
平成29年度都道府県別賃金

都道府県別賃金~下位~

  都道府県 千円
43 沖縄県 244.4
44 秋田県 240.8
45 岩手県 236.8
46 宮崎県 235.5
47 青森県 234.8

※ 参照元:厚生労働省
平成29年度都道府県別賃金

首都圏から地方に転居したAさんの場合

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ご主人の転勤の関係で東京から地方に居住したAさん。東京では子どももいないため、長年夫婦共稼ぎで働いていたそうです。Aさんは介護福祉士の資格を取得し、介護施設で5年間働いていました。介護経験もあったため、転勤先でもすぐに同様の介護施設での仕事が見つかったそうです。

もともとAさんは東京生まれの東京育ち。田舎暮らしなどした経験はなく、地方は給料が安くても、その分物価も安いからと単純に思っていたそうです。

しかし、実際に暮らしてみて、「衣食住」の中の「衣・食」の部分については、東京と全く変わらないことがわかりました。もちろん税金や保険についてもほとんど変わらないか、高くなっているなんてことも…。

唯一東京と比べて、家賃は安いとは思いましたが、ご主人の会社にはもともと社宅があり社宅住まいのため、その地域の家賃が安くても、自分達の生活には何も影響は出なかったのです。

地方に転勤してからAさん自身の給料が下がっていること、また時々東京の実家に戻る旅費等も併せて考えると、明らかに生活は以前よりも厳しくなっているようで、少しでも早く東京に戻りたいと話してくれました。

まとめ

首都圏と地方で介護職の平均年収には、大きな差があることをわかっていただけたでしょうか。また、自分が取得している資格によっても地域によりばらつきがあること、特に介護職でも経験のある人は、どこの地域であっても優遇はされるようです。

もし、無資格の方が地方で介護の仕事をしようとする場合には、今後の仕事の幅を広げる意味でも「介護職員実務者研修」の資格は取っておくことをお勧めします。介護福祉士の資格についての記事もあるので参考にしてもらえればと思います。

majikaigo.hatenablog.jp

今回の記事で伝えたい事は、平均年収が高いから住みやすく、平均年収が低いから住みにくいということではありません。

「地方は物価も安いし住みやすいからそれだけで私は十分」という人、「田舎の方が仕事ものんびりやれるし、給料が少しぐらい安くても我慢できる」という人も中にはいます。

最近では、働く人が仕事だけに追われるのではなく、仕事と生活の充実をバランスよく考える「ワーク・ライフバランス」という言葉も聞かれています。

どこで、どのような働き方を選択するか、また生活の拠点をどこにおくかは、皆さんそれぞれの考え方次第ですね。