主婦が介護の仕事でパートするメリット・デメリット
子供が幼稚園や小学校に入り、自分の時間が出来るようになると、「少しパートでも始めようかな?」と、考えている主婦の方もたくさんいると思います。
ただ、働くといっても「時間に制限にあるから出来るかな?」「しばらく仕事していないから心配」などと、不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、「主婦が介護の仕事でパートを行うメリット・デメリット」にポイントを絞り書いてみます。
主婦が介護の仕事をするメリット
短時間から働ける
「子供が学校に行っている間だけ働きたい」「午前中だけ働きたい」など、多くの主婦の方にとっては、働きたくても時間に制限がある方が多いです。こういった条件で求人を探してみると、なかなか思い通りの時間帯で働くことができなかったりして、結局諦めてしまうこともあるのではないでしょうか。
その点、介護の仕事は比較的希望の時間で働くことができます。例えばヘルパーであれば、この時間からこの時間までなら空いているということで事業所に登録をしておけば、仕事の依頼が事業所から来ます。他の仕事に比べて、時間の融通が利くということではメリットと言えます。
感謝される
家で掃除や料理などの家事をしていても、家族からはやってもらって当たり前のような感じで「ありがとう」の一言もない家庭が多いかと思います。
介護の仕事であれば、利用者さんから「ありがとう」などの感謝の言葉を掛けられることも多くあり、その一言がやりがいになっている方も多くいます。
介護に関して詳しくなれる
介護の現場で働いていると「こういう人になりたい」など、目標となる利用者さんも多くいます。将来的に必要である介護者としての知識や介護を受ける側の身構えとしても非常に勉強になると思います。
求人がたくさんある
介護の仕事は人手不足のため、求人がたくさんあります。主婦の方だと近場で仕事をしたいという方も多いので、そういった条件でも、割と簡単に探すことができると思います。
主婦が介護の仕事をするデメリット
訪問介護は無資格ではできない
訪問介護の仕事は、無資格だとできません。初任者研修を受ける必要があるため、すぐに始めることができないのがデメリットです。
感情を入れすぎてしまうと辛くなる
これは、デメリットと言えるかは人それぞれだと思いますが、高齢者相手の仕事のため入院やご逝去される方も多くいます。自分の両親と同世代の利用者さんも多く、感情を入れすぎてしまうと辛くなってしまうこともあるかもしれません。適度な距離を保つことが大切です。
実際に働いている主婦に聞いてみた!
子供が小学校に入るタイミングで、初任者研修を受講し、現在ヘルパーをしている主婦の方に、リアルなメリット・デメリットを聞いてみました。
- 子供の学校行事や夏休み等にも融通が利くので良い
- 利用者さんに感謝されるのでやりがいを感じている
- 家の近所で働けるので仕事帰りに買い物等にも寄れる
- 基本自転車移動なので雨の日が大変
上記であげた点以外にも、デメリットとして自転車が中心のため、季節や天候によって大変な日があるとのことでした。
まとめ
主婦が介護の仕事をパートで行う、メリットとデメリットについてまとめてみました。現在、ヘルパーさんとして活躍している主婦の方はたくさんいます。やはり、利用者さんとしても主婦の方だと安心して家事などを任せられるという点もあると思います。
今後、介護現場で働く主婦の方が増えて、少しでも人手不足が解消されることを期待しています。