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【資格】精神保健福祉士について詳しく解説!介護職は知っておくべきこと

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介護職なら知っておきたい介護の資格、「精神保健福祉士」について詳しくまとめています。精神保健福祉士は国家資格で、難易度の高い資格ですが、取得しておけば就職や転職の際には非常に有利になるほか、様々な職場で役立つ資格と言われているので、いつかは取得しておきたい資格の一つと言えます。

資格名 精神保健福祉士
難易度 ★★★★
受験資格 ・4年制大学で指定科目を履修し卒業(見込み含)
・2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を履修し卒業後、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した人(見込み含)
・精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業した人(見込み含)
・精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業した人(見込み含)
※社会福祉士の有資格者は、6ヶ月間の養成施設に通うだけで取得可能
受験費用 ・精神保健福祉士のみ受験する場合:17,610円
・精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合:28,140円(精神14,160円+社会13,980円)
・精神保健福祉士の共通科目免除により受験する場合:14,080円
資格が役立つ職場 ・精神科病院
・クリニック
・精神保健福祉センターなど
※全国各地で役立つ資格

精神保健福祉士とは?

精神保健福祉士とは、1997年に誕生した精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。精神保健福祉士は、精神科ソーシャルワーカー(PSW)と呼ばれ、精神科病院やその他の社会福祉施設等で、精神障がい者の身近な生活相談から、入院から退院後の社会復帰にいたるまでの支援をします。

また、家族や関係機関との連絡・調整を行いながら、社会参加に向けた支援活動を行ったり、精神保健福祉センターや保健所などで市民のメンタルヘルスの啓発活動を担うこともあります。

精神保健福祉士を取るメリットは?

精神保健福祉士としての専門性を必要とする医療機関は多くあり、就職や転職の際に有利であると言われています。実際医療関係以外にも、保健や福祉関係の職場などでも、精神保健福祉士を配置するところも増えてきており、その需要は高まっていくことでしょう。

しかし、収入や手当て等に関しては、働き場所によっても違いがあるようです。精神科の病院や行政関係等で働く場合には、高収入を得られる職場も多くありますが、その一方障がい者施設や、老人ホーム、児童施設等で働く場合には、他の福祉系の仕事とそう大きな収入の差がないのが現状のようです。

精神保健福祉士の資格取得について

難易度:★★★★

精神保健福祉士の資格を得るためには、精神保健福祉士法の規定により、財団法人社会福祉振興・試験センターが実施している「精神保健福祉士国家試験」に合格しなければなりません。

国家試験を受けるまでには11通りの方法があり、大きくは大学等で指定科目を履修する、短大等で指定科目を履修して実務1~2年を経験する、養成施設を経るという3つのルートに分けられます。

まずは受験資格を得ること、そして試験に合格し、その後登録をすることにより、資格取得となります。

精神保健福祉士の受験資格

前述のように、精神保健福祉士の受験資格取得には、全部で11通りの方法があります。4年生の保健福祉系の大学卒業以外は、養成施設に通うか実務経験が必要になってきます。

受験資格の有無に関しては、個々に※事前確認が必要です。(※(財)社会福祉振興・試験センター)

【受験資格】
  1. 4年制大学で指定科目を履修し卒業(見込み含)
  2. 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を履修し卒業後、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した人(見込み含)
  3. 精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業した人(見込み含)
  4. 精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業した人(見込み含)

なお、社会福祉士の有資格者であれば、6ヶ月間の養成施設に通うだけで取得することが可能なため、社会福祉士を持っている方は受験しやすいと言われています。

精神保健福祉士の受験料

精神福祉士の受験料は、社会福祉士の同時受験や共通科目免除により下記のようになります。

  • 精神保健福祉士のみ受験する場合:17,610円
  • 精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合:28,140円(精神14,160円+社会13,980円)
  • 精神保健福祉士の共通科目免除により受験する場合:14,080円

精神保健福祉士の試験内容

精神保健福祉士国家試験は、年1回1月下旬~2月上旬に、北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県で実施。試験は、マークシートの形式で行われます。

【筆記試験の科目(17科目)163問】
■ 共通科目11科目

1.人体の構造と機能及び疾病
2.心理学理論と心理的支援
3.社会理論と社会システム
4.現代社会と福祉
5.地域福祉の理論と方法
6.福祉行財政と福祉計画
7.社会保障
8.障害者に対する支援と障害者自立支援制度
9.低所得者に対する支援と生活保護制度
10.保健医療サービス
11.権利擁護と成年後見制度

■ 専門科目6科目
12.精神疾患とその治療
13.精神保健の課題と支援
14.精神保健福祉相談援助の基盤
15.精神保健福祉の理論と相談援助の展開
16.精神保健福祉に関する制度とサービス
17.精神障害者の生活支援システム
※社会福祉士の有資格者は、申請により1~11の共通科目が免除となります。

精神保健福祉士の受講費用

精神保健福祉士は、学校や養成施設に通わないと受験資格が得られないため、まずは個々に受験資格を得るための学費が必要となります。

養成施設等も通信や通学、また受講する科目や必要期間に応じた学費がかかるため、まずは自分がどの程度の学費がかかるのか情報を収集し、自分に合った選択をすることが大切です。

学校や養成施設にかかる費用は高額になるため、卒業した年に受験→合格を目指すことが一番効率的だと言われています。もちろん1回の受験で合格できない場合には、また新たに受験対策のための講座や模擬試験等などを利用することもあるため、合格までにどれぐらいの時間がかかるかによっても、費用は異なってきます。

精神保健福祉士の資格が役立つ職場

高ストレス社会といわれる日本社会の中で、メンタルヘルス(心の健康)の重要性が高まっています。精神保健福祉士が働く職場は、精神科の病院やクリニックなどの医療現場だけでなく、社会生活を支援する諸施設、精神保健福祉センターなど幅広くあります。

実際、近年では教育現場でのメンタルヘルスに関する相談援助、職場でのストレスやうつ病対策、職場復帰のための支援などを行う企業や支援機関などでも活躍している人も増えています。

医療、保健、福祉にまたがる幅広い領域で、精神障がい者の社会復帰や社会参加を支援したり、日常生活の様々な問題解決の支援を行う精神保健福祉士の役割は、今後ますます高まってくることでしょう。

介護関連資格

精神保健福祉士の他にも、介護職なら知っておくべき資格があるのでまとめました。気になる資格は詳細を確認してみましょう。

介護職員初任者研修

資格名 介護職員初任者研修
難易度
受講資格 なし
受講費用 5万円~15万円程度
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介護福祉士実務者研修

資格名 介護福祉士実務者研修
難易度
受講資格 なし
受講費用 5万円~15万円程度
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介護支援専門員(ケアマネージャー)

資格名 介護支援専門員(ケアマネージャー)
難易度 ★★★★
受験資格 あり
受験費用 7万円~10万円程度
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社会福祉士

資格名 社会福祉士
難易度 ★★★★★★
受験資格 あり
受験費用 15,440円 / 28,140円 / 13,020円
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福祉用具専門相談員

資格名 福祉用具専門相談員
難易度
受講資格 なし
受講費用 3万円~7万円程度
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喀痰(かくたん)吸引等研修

資格名 喀痰(かくたん)吸引等研修
難易度 ★★
受講資格 なし
受講費用 5万円~20万円程度
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同行援護従業者養成研修

資格名 同行援護従業者養成研修
難易度
受講資格 なし
受講費用 一般過程:3万5千円~4万円程度
応用過程:3万円~3万5千円程度
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行動援護従業者養成研修

資格名 行動援護従業者養成研修
難易度
受講資格 なし
受講費用 3万5千円~5万円程度
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介護事務

資格名 介護事務
難易度
受講資格 なし
受講費用 通信講座:2万~5万円
通学講座:4万円~6万円
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介護予防運動指導員

資格名 介護予防運動指導員
難易度 ★★
受講資格 あり
受講費用 6万円~10万円程度
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レクリエーション介護士

資格名 レクリエーション介護士
難易度
受講資格 なし
受講費用 3万5千円~4万円程度
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サービス介助士(ケアフィッター)

資格名 サービス介助士(ケアフィッター)
難易度
受講資格 なし
受講費用 41,040円
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認定介護福祉士

資格名 認定介護福祉士
難易度 ★★★
受験資格 あり
受講費用 約60万円(介護福祉士会会員価格約35万円)
※介護福祉士会の主催の研修の場合
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