まじかいご。

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デイサービスの送迎ドライバーの求人って何をやるの?

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デイサービスの求人でよく見かけるのが「送迎ドライバー大募集」という広告ではないでしょうか。送迎のドライバーって、ただ言われた道を運転するだけなら楽じゃない?と、思われるかもしれませんが、実は運転以外にも、別の仕事をしていることがあります。

そんなデイサービスの送迎ドライバーですが、実際に私の勤めていたデイサービスではどのようなことをやっていたのか、紹介していきたいと思います。これからデイサービスで送迎ドライバーをやろうと思っている方は参考にして下さい。

基本的な送迎業務

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1日型のデイサービスでは、だいたい8時半頃から11時頃までが午前の送迎、15時頃から17時半頃までが午後の送迎となっていて、送迎の実労働時間は5時間くらいになります。

1日40人定員のデイサービスで、一週間の勤務の中で、全てのルートを順番に回るとすると、おおよそ120名の利用者宅を覚えることになります。120名と聞くとぞっとしますが、120名の利用者をだいたい3名のドライバーで送り迎えするので、慣れるまでは週5日の5ルートだけ覚えれば大丈夫です。

また、ほとんどの所は、添乗の介護スタッフがいるので、近くまでくれば家を教えてくれることもあります。送迎以外にも、車椅子のリフトの操作や、雨の日は傘をさすなど、添乗の介護スタッフの補佐的な役割も担っています。

空いている時間はどうするの?

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空き時間をどうするかは、会社によってその対応は様々です。空いている時間にも働いてもらうため、8時間労働としている会社もありますし、空き時間=休憩時間とし、時給などのお給料が発生しない会社もあります。どちらかといえば後者の所が多いため、一旦帰宅して再度出勤する方も多いようです。

また、私が勤めていたデイサービスでは、空いた時間に利用者さんと将棋をしたり、お話をしている方もいました。8時間労働としているところでは、ショートステイの送迎や見学の送迎、清掃、その他雑務を行なっている所が多いです。

運転以外の仕事ってどんなことやるの?

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上記にも書いたように、運転以外の仕事には添乗する介護スタッフの補助の仕事があります。直接的な介助は、基本的に行うことはありませんが、雨の日など、車椅子を押して迎えに行く介護スタッフに、傘をさしながら補助をするようなことも行います。

その他、利用者さんとのコミュニケーションは必須です。運転中等に関係なく、利用者さんはいつでも突然、話しかけてくることがあります。もちろん安全運転第一ですが、コミュニケーションも上手にとっていく必要があります。

デイサービスの送迎ドライバーの求人を探す上でのポイント

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次に、「デイサービスの送迎ドライバー」の求人を探す上でのポイントについてまとめてみましたので、参考にしてください。

1:家の近くの求人を探す

家の近くであれば、近所の道を知っているはずなので、ルートを覚えるのに苦労しません。そして上にも書いたように、合間の時間に帰宅することができるので近所で求人を探すことがおすすめです。

2:添乗する介護スタッフがいる求人を探す

たまに、添乗する介護スタッフがいない状態で、一人で送迎をしなければならない求人を見かけますが、これだけは絶対に止めた方がいいです。運転して利用者さん宅に着いたら、降りて介助作業を1人でやるのは大変ですし、肝心の運転に集中できません。そのため、求人を探す時は添乗する介護スタッフがいる求人を探すべきです。

3:保険に加入している

車を運転する仕事なので、不慮の事故が起こる可能性があります。しっかりと会社で保険に入っており、もしもの時には自己責任にさせられないように、保険の有無を必ず確認しておきましょう。

デイサービスの送迎ドライバーの仕事ってどうやって探すの?

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よく、新聞の折り込みチラシなどで募集をしていることが多いので、そういった形で探すのも良いかと思います。折り込みチラシで探すと、近所の求人が見つかりやすいのが特徴です。

ただ、自分で求人を探すのが手間な方は、介護職の求人を扱っている介護求人サイトを利用するのがおすすめです。求人サイトは、自宅周辺のドライバーの求人や条件に合う求人があれば、すぐに紹介してくれるのはもちろん、企業との間に入って採用されやすくなるようにお手伝いをしてくれます。

求人紹介、面接対策、給与交渉など、自分でやりにくいことは求人サイトの担当者が代わりに行ってくれることもあるので、こういったサービスはどんどん利用していきましょう。

以下に求人サイトでどれぐらい求人があるかを乗せておきます。あくまでも公開求人のみなので、非公開求人を知りたいという方は、直接求人サイトに登録をしてください。

マイナビ介護職

フリーワード検索のところに、「ドライバー」と入力すると、該当が25件ありました。※2018年11月現在

ドライバーの求人は少ないの?と思う方もいるかもしれませんが、マイナビ介護職にはネットに公開されていない非公開求人が多くあるので、会員登録して非公開求人を紹介してもらいましょう!

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ジョブメドレー

ジョブメドレーのフリーワード検索に「ドライバー」と入力すると、241件の求人がありました。※2018年11月現在

ただ、求人の中にはドライバーのみだけでなく、介護職員と兼務の求人が多くあったので求人の詳細はよく確認をしましょう。また、「週1日~OK!」といった求人もあるのでWワークの方におすすめです。もっと求人を見たい方は無料会員登録をして見てみましょう。

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まとめ

私自身は運転が得意ではなかったので、技術が高いドライバーさんに感心してばかりでした。送迎ドライバーという仕事は、定年後に年金を減額されない範囲で働こうとしている方や、副業として送迎の仕事をしている方も多く、個性豊かな職業かもしれません。運転に抵抗のない方は、ぜひ介護業界の人材不足に一役かってください。