デイサービス辞めた！みんなの退職理由で一番多いのは…人間関係！？
「もうこんな人たちとは働けない！」「もうこんな仕事やめてやる！」
デイサービスで働いている人の中には、一度はこんなふうに思ったことがある方がいるかもしれません。私自身も、もちろん例外ではありません。そこで気になったのが「みんながデイサービスを退職した理由って何なのだろう？」ということです。退職理由がわかることによって、その対応策を講じられる可能性があります。
今回は、「デイサービスを退職した理由」についてと焦点をしぼりました。退職理由を知ることにより、今実際にデイサービスの現場で働いている人が、「みんな同じような悩みを抱えているのだから、自分ももう少し頑張ってみよう！」「ここまで悩むのなら、やっぱり退職しよう！」などと、自分なりの判断がつけられるかもしれません。
また、これからデイサービスで働こうと考えている人であれば「こういうデイの求人はやめとこう」あるいは、「デイサービスはやっぱり自分には合わないかも？」など、参考になるかもしれません。過去に3度デイサービスの退職経験がある私自身の退職理由と、私の周りでデイサービスを退職した経験がある人たちの話をまとめてみました。
私がデイサービスを退職した理由
私は3か所のデイサービスでの勤務経験がありますが、退職理由はいずれも不満が決定的な理由ではありませんでした。なので、まず自分も振り返る意味で、私の退職理由から書いていきたいと思います。
退職理由1：オープニングを経験したくて退職した
私が介護業界で初めて勤めたのが、このデイサービス。そこで4年間勤めました。そのデイサービスはまだ歴史が浅く、当時まだオープニングスタッフが何人か残っていたため、新規開設当初の話を聞いていました。「新規開設前後は、準備等で毎日終電帰り。疲れたけど自分たちで作り上げていくのが本当に楽しかった」などの話題があがるたびに、好奇心旺盛な私としては「やりがいがありそうだな」といつも想いを巡らせていました。
そんなある日、登録先の求人サイトからオープニングで良い条件の求人の報告があり、思い切って退職を決意→転職をしました。それが最初のデイサービスを退職した理由です。
退職理由2：ケアマネの資格をするために退職した
自分が希望して入職したオープニングのデイサービス。思っていた通り本当に色々な経験をさせてもらいました。今まではいつも誰かに聞けば答えが返る環境で仕事をしてきましたが、この職場では自分以外の職員は、介護保険の事業所の未経験者ばかり。この環境が自分を成長させてくれたと今でも感じています。
1年が経過し、落ち着いて来ると、また私の中で「ケアマネをとりたい」という次の好奇心が芽生え始め、タイミングを見て退職し、押し迫っていたケアマネ試験に備えました。これが2番目のデイを退職した理由です。
退職理由3：ケアマネの事業所に入職が決まったため退職した
3番目のデイは、ケアマネ試験合格後にケアマネの実務者研修を受けるまでバイトとして働いていたデイサービス。ケアマネとして入職するまでの期間限定ということで働かせてもらいました。
以上が、私のデイサービスの退職理由です。
みんながデイサービス退職した理由
ここからが本題です。みなさんが介護職を退職した理由について私の周りに色々聞いてみました。
退職理由1：人間関係に疲れ退職した
今回の退職理由では、「人間関係に疲れて退職」というのが一番多かったです。介護職の永遠の課題なのかもしれませんね。
仕事内容は楽しくやりがいもあったのだけれど、職員同士のトラブルが多く、仕事に行くのが嫌になり退職したという人が大半でした。
退職理由2：入浴介助が嫌で退職した
デイサービスの入浴介助って体力も使い結構ハードですよね。最近では半日のリハビリデイサービスなどでは入浴介助がないため、そういう職場に移る人も多いみたいです。
退職理由3：スキルアップのために退職した
前向きな理由ではケアマネで働くためとか、別のデイで経験を積みたかったなどの話もありました。前向きな理由を聞くと少し安心します。
退職理由4：待遇がいい求人がみつかったから退職した
これは意外な退職理由でした。みなさん辞めると決断する前から就活をしているようですね。日頃から介護系の求人サイトに複数登録して、良い条件があったら連絡をもらうようにしている人もいました。
介護業界は待遇が悪いので、少しでも好条件で働く工夫かもしれませんね。ちなみにその方はスマイルSUPPORT介護とジョブメドレーに登録していたみたいです。
まとめ
みなさんは、デイサービスの退職理由をどのように感じましたか？今回は、私の身近にいる人達に話を聞いてみましたが、まあこんな感じだろうなという結果ではありました。ただ、みんなが虎視眈々と転職のチャンスを狙っているということに関しては、意外で驚きました。
