まじかいご。

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介護現場での人間関係で悩んだ際に心がける8つのこと

介護職の退職理由として、多いのが「人間関係」です。私の周りにいる介護職にも、一番大変なことは「人間関係」という人が多くいます。もちろんそういう私自身も、以前は人間関係で悩むことが多くありました。

今回は、人間関係で悩んだ際に心がける8つのことについて書いていきたいと思います。同じように人間関係で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

1:積極的にコミュニケーションをとる

人間関係で悩むと、悩んだ相手とのコミュニケーションが消極的になってしまいます。コミュニュケーションが少なくなると、相手が何を考えているかがわからなくなるため、「悪口を言ってるんじゃないか」など、ネガティブな思考になりさらに悩むことが多いです。

そのため「この人はこういう性格だから」と、開き直って積極的にコミュニケーションをしてみましょう。そうすれば良くも悪くも、相手が何を考えているのかが少しはわかります。苦手な相手でも、コミュニケーションをとったことにより、働きやすくなることもあります。

2:職場では相手の陰口を言わない

これは結構やりがちなのですが、相手の陰口を職場で言うと、回りまわって伝わります。自分の気持ちを共感してもらうことは大事だと思いますが、それをすると職場内の空気がさらに悪くなり働きにくくなります。

また、陰口を言うことで自分自身の評価を下げることにもなりかねません。どうしても吐き出したいことがある時は、職場の人間に話すのではなく、遠い親戚くらい離れている人に言いましょう。

3:利用者本位の話をする

職場の人間関係によって利用者さんが被害を受けることが多々あります。 職場内の雰囲気が悪いと、利用者さんの対応をしていても、どうしても気持ちが別のところに向いてしまいがちです。

意外にも利用者さんの方が、そういう職員同士の人間関係や職場の雰囲気を感じ取り、自分自身の訴えをうまく伝えなくなってしまうこともあります。専門職である介護職として、しっかりとそこはわきまえて、利用者さんに負担をかけない仕事をすることが大切です。

4:ストレス発散

どうしても仕事のストレスが溜まった時に、「思い切って気分転換しなさい」とよく言われます。でも、どうしたら溜まったストレスを発散できるのかは、人により違いがあると思います。仕事と全く関係のない趣味のことに全力を尽くす人、また職場以外の友人等と会って話や食事をするだけでも、気持ちがスッキリするという人もいます。

しかし、仕事のストレスは職場の同僚と話をするのが一番という人もいます。介護職以外の仕事をしている友人と話をしても、介護の仕事を理解してもらうのは難しいので、逆にストレスが溜まってしまうことも。

まずは、自分自身にとって、ストレスを発散する一番良い方法を見つけることが大切なのかもしれません。

5:知識をつける

自分自身に自信が持てないことで、人間関係に関してもうまくいかないこともあります。周りの人にとやかく言われないためにも、また自分自身が自信を持ってはっきりとした意見が言えるようにするためにも、まずは知識をしっかり身につけておく必要があります。

不思議なもので、知識が増えると自分に自信が持てるようになるものです。反対に知識がないと、自分の発言にも自信が持てなくなることもあるので、知識をつけるということは大事なことなのです。

しかし、知識をつけるのは簡単なことではありません。知識をつける方法として、一つは「資格取得」があります。資格取得も簡単にできることではありませんが、求人サイトの「かいご畑」では、働きながら無料で介護の資格を取得できます。

資格取得後は、まだ同じ職場を働き続けることができそうなのか、それとも新しい職場に移りたいのか、コーディネーターに相談してみるのが良いかもしれません。

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6:気持ちを切り変える時間を作る

悩みだすと、1日中ずっとその事が頭の中から離れないことがありませんか? 以前、私が人間関係で悩んでいた時、担当していた寝たきりの利用者さんに言われたことがあります。

「テレビで面白い番組がやってなくても、よくテレビをつけっぱなしにしている人がいるけれど、あれはおかしいよね。テレビが面白くなかったら、すぐにチャンネルをひねって変えればいいさ。もしチャンネルを変えてみて、それでも面白くなかったら、私ならテレビのスイッチを切るね。自分の頭の中だって同じことだよ。」と…。

きっと、私の様子がいつもと違うことに気づいたのでしょう。私はそれ以来、朝職場に少しだけ早く出勤し、誰もいないところで10分間だけ集中して悩むことにしました。 そして10分過ぎたら、頭のチャンネルをひねって、仕事に向けて気持ちを切り変えるようにしています。

7:信頼できる人に相談する

職場では相手の陰口は言わないと先ほど伝えましたが、決してひとりで抱え込みなさいと言っている訳ではありません。職場の悩みは、職場の人に相談しなければ、解決ができないこともあるからです。

悩みには、個人的な人間関係から組織全体の人間関係に至るまで様々あります。誰かに相談することにより、気持ちが楽になることもあると思います。しかし、時には相談できる相手さえ全くいない職場もあるかもしれません。

8:転職を考える

どうしても、職場内に相談できる人がいなかったり、相談しても全く改善の見込みがないと感じた場合には、無理はせずに、退職や転職も考えてもよいかもしれません。人間関係で悩みながら、利用者さんにとって良い援助を続けていくことは、正直難しいと思います。

ただ、人間関係がうまくいっていない職場に転職してしまったら大変なので、前もって職場の内部情報を調べておきましょう。とは言っても、内部事情を調べるのは大変なので、求人サイトを利用するのがおすすめです。

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過去に、介護職をしている私の友人にも、利用者さんの歩行見守り中に、つい職場の悩みをぼーっと考えてしまい、転倒させてしまったという人がいました。仕事に集中できないことで、利用者さんに不適切な対応をしてしまったり、自分自身が気持ちを病んでしまうこともあります。

このようなことが起こる前に転職を考えた方が、自分だけでなく、利用者さんのためにもなります。

まとめ

どんな職場においても、人間関係の悩みは尽きないのかもしれません。しかし、介護職は人間相手の仕事であり、利用者さんの自立支援をするという大切な役割を持って働いています。自分自身の気持ちが安定していて、初めて良い支援ができると考えます。

今現在、悩みを抱えている人がいたら、今のまま続けていて良いのかを一度しっかりと考えてみる時期かもしれません。