介護職員の行政報告電子化について取り上げられていたので考えてみた
昨日の日本経済新聞に「介護職員の行政報告電子化 生産性改善へIT活用」という記事が出ていました。
それによると
厚生労働省が介護事業の生産性改善に向けた取り組みを進める。2018年度から現場スタッフによる行政への報告を電子化し、介護現場で作成する文書量の半減をめざす。事務作業を効率化することで利用者へのサービスに回す時間を増やせるようにする。介護事業にIT(情報技術)を幅広く活用し、製造業などに比べて低い労働生産性の底上げにつなげる。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25988610S8A120C1EE8000/
とのこと。
詳細は下記ニュースを確認して下さい。
個人的な感想
介護保険に関わる書類量の多さや煩雑な記録の多さは、どの介護サービスの現場においても常に問題になる部分であり、事務量の適正化が大きな課題にもなっています。介護保険の利用に関しては、確かに大切な税金が利用されているため、厳しい書類チェックが必要であることは理解できます。
しかし、現実に利用者さんへの対応はもちろん、役所や他事業所との連携をよりしっかりやろうとすればするほど、書類整備はとても時間内には終わらず、サービス残業をすることも多いのです。
IT活用化に向けては、様々な課題もあると思いますが、今後介護事業に活用することができるのであれば、事務作業の効率化にもつながり、結果として介護のサービスの質の向上にもつながっていくと考えます。
みんなの反応
報告方法の前に報告内容の見直しでは?介護職員の行政報告電子化 生産性改善へIT活用:日本経済新聞 https://t.co/cyCLQNWVsn
— toshiyuki shoji, CFA (@tshoji) 2018年1月22日
まだ、あまり反応は無いみたいですので、反応が分かり次第、紹介したいと思います。
まとめ
あくまで個人的な感想ですが、行政報告電子化によって事務作業が効率化されれば、サービスの質の向上にもつながると考えています。課題はまだまだありますが、よりよい形で進んでいってくれればと思います。