まじかいご。

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居宅介護支援事業所と訪問看護事業所の同時開設に向けて~その1~

私がこのブログを始めた最初に、お伝えしましたが、来年度、居宅介護支援事業所と訪問看護事業所を新規で立ち上げる予定です。

今回は、居宅と訪問看護の事業所の新規開設の経緯や進捗状況について、書いていきたいと思います。

きっかけ

今回、居宅と訪問看護を開設させる社長と私は、以前同じ職場で働いていました。社長といっても、今まで別の事業をやっていた訳ではなく、私と同じケアマネジャーの仕事をしています。

親の関係で、有限会社を譲ってもらえることになり、今回の居宅と訪問看護事業所を開設させることとなったのです。そのため、全くの初心者社長ということになります。便宜上ここでは社長と記載してはいますが、普段は社長と呼ぶことはありません。

社長と一緒に働いていた頃

私が彼と一緒に働いていたのは、地域包括支援センターの時です。年が近いことや、考え方、価値観も似ていることですぐに意気投合しました。これは、本人には恥ずかしくて言ったことはありませんが、彼ほど仕事ができる人を私はこの業界に入ってから見たことがありません。

元資格が社会福祉士のため、彼からは、ソーシャルワークについてかなり学ばせてもらい、そのかわり、介護保険や様々な制度に関しては、私の方が教えるという、良好な関係が保たれてきたのです。

居宅と訪問看護開設の目的

医療・介護職のプロとして高い質の担保する

今回、居宅と訪問看護を同時に開設しようと考えた最大の理由は、地域の訪問看護に不満や疑問を持ち始めたからです。

実際、訪問看護の事業所自体は増えていまが、ほとんどがサテライトで、リハビリ中心や24時間対応をやっていない、介護保険を理解していない訪問看護が増えているだけ。もちろん中には質の高い訪問看護もありますが、営利目的なのではないかと感じてしまう事業所が多くなっています。もちろん営利が一番を否定はしませんが、私自身、どうしてもそういう事業所と、一緒に仕事をしたいとは思いません。

そんな話を私達は会うたびにしていましたが、ある日彼の方から、自分達で目指したい事業所を開設しようという話になったのです。もちろん「医療・介護職のプロとして高い質の担保する」ということが、最大の目的です。

地域や社会に発信をする

社長と私の一番の強みとしては、地域包括で働いていたため、地域事情やパイプがあるということです。私達ケアマネジャーは、社会資源の発掘というのも大きな役割になっています。ただそうした役割が、なかなか担えていない現状があります。

そこで私たちが作る事業所では、積極的に地域や社会に発信できる仕組みを作っていこうと考えています。方法等については、大まかには決まっていますが、詳細が決まってから、また適宜お知らせします。

選択肢の提示

居宅事業所は、選択肢を提示できる事業所を目指したいと思います。この選択肢の提示というのは、ただ藪から棒に選択肢を利用者さんや家族に提示するのではなく、しっかりと情報を精査した上で、利用者さんに伝えていけることが重要になります。

未来の子供のために

私達が利用している介護保険ですが、湯水のように財源がでてくるわけではありません。無駄に使えば使った分だけ、財源を圧迫していきます。私たちの事業所では、無駄な利用をさせないようにします。

介護保険から卒業できる人は可能な限り卒業をさせ、いつまでも自分の事業所で囲い込みません。これは保険制度で事業を行うプロとして当然のことだと思います。そのためには、インフォーマルとの繋がりが、重要になってきます。未来の子供たちのことも考えられる事業所を目指します。

まとめ

今回は新しい事業所の目的について主に書かせていただきました。まだまだ書ききれないことがたくさんありますので、随時更新や進捗状況を伝えていきたいと思います。