まじかいご。

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部屋探しを何度も断られた高齢者のニュースを受けて高齢者の住まいについて考えてみた

Yahoo!ニュースのトップになっていた部屋さがし何度も断られ「死のうかな…」つらすぎる高齢者の引っ越し事情というニュースをうけて、高齢者の住まいについて考えてみました。

そのニュースを簡単に説明をすると、神奈川県に住む80代の男性が、住んでいた賃貸の建て替えにより、引っ越し先を探しに不動産屋に10社以上行ったが高齢を理由に断られ引っ越し先が見つからず、苦悩しているという内容でした。

headlines.yahoo.co.jp

行き場のない高齢

私は地域包括センターにいたたも、こういったケースがよくありました。どういう人たちが行き場をなくすかというと、生活保護にならないギリギリの年金で生活をしている人たちです.。

正直、生活保護になっている人たちよりもこういった人たちの方が最低限の文化的な生活を送れていないのではないかと思うことがあります。そういうギリギリの人たち最終的には、住み慣れた環境を離れるという選択肢を取ることが多いです。

東京に住まれていた方は近郊の施設などに入り、自分の自由に使えるお金もなく、余生を過ごすなんて方もいました。最近では役所で高齢者の賃貸物件を探すことをサポートをしてくれる部署もできている自治体も多くなっています。

高齢者側の問題もあるのでは?

行き場のない、高齢者のほとんどが年金のみで、貯金がない方です。もう少し老後の生活を計画的に行っていればいいのにと思うことがしばしばあります。中にはギャンブルに使ってしまう人もいるため、社会保障としてどこまでやるかというのは、難しいところだと思います。

高齢者の部屋探し事情

まとめ

高齢者の終の住処については、今後さらに課題がでてくると思います。最期の場所としてきっちりと安心して過ごせるになると良いと思います。一方で高齢者にも老後の計画をしっかりたて最期まで自律した生活を送ってもらいたいです。